アンティークやヴィンテージの陶磁器を骨董市、アンティークショップ、通販ショップで購入する際にどこをチェックすればいいのか、どうお手入れをすればいいのかについてポイントをまとめました。

購入する前に確認したいワンポイント


 100年以上経過したものをアンティーク、製造から20~30年以上経過し100年たっていないものをヴィンテージとしてお取り扱いしております。
どちらも古いものとなり、現代作られたものとは素材や作り方、耐久性が異なります。

骨董市や実店舗、通販ショップで商品を購入前の「実物を見られない不安」や「古いものの扱いづらさ」など、ここではお客様の不安を少しでも解消できるポイントをご紹介します。

当店のアンティーク・ヴィンテージ通販ショップでは、さまざまな角度から商品の状態をご確認いただけるよう数多くの画像を掲載しています。
cherish公式サイトはこちらから


1. 購入前に解消したい「状態」のチェックポイント

2. 「お手入れと取り扱い」のコツ



1. 購入前に解消したい「状態」のチェックポイント

アンティーク品は一点ごとに状態が異なります。
店舗、骨董祭、通販ショップでご購入の際には以下の点にご注意ください。

(1)全体をおおまかにチェックする

ヒビ、欠け、汚れ、スレ、キズがあるかどうかに重点を置き全体を確認します。
ポットやティーカップ、コーヒーカップなど把手のついたもの「根元部分」にヒビが入っていることが多いため把手を重点的にチェックします。また絵柄があるものについては、絵柄に隠れてヒビを見つけにくく見逃す場合があります。カップ、ソーサーは、カップの外側や内側、そしてソーサーの表と裏など絵柄でヒビを見落とさないようしっかりとチェックします。

(2)デザインをチェックする

絵柄の剥がれやスレ、金彩のスレ、装飾の紛失、リペア(補修)跡、汚れがないかを確認します。金彩の擦れについては、 カップの縁や持ち手、ポットの蓋のつまみ部分などのゴールドがどの程度残っているのか、作られた当時の状態をどれくらい維持できているかどうかを確認します。ただし、アンティークであれば、100年以上にかけて人の手をわたりその時代どこかで大切に保管されてきたものです。手に触れる部分はスレが多く、製造時のままの状態もしくは近い状態のものは大変珍しく希少な作品となります。
(3)陶器独特の製造時のものについて

・貫入(かんにゅう)
釉薬の表面にできる細かいヒビ状のスジをさします。これは不良やダメージではなく、焼成後の冷却の際に本体の素地と釉薬の収縮率の差で生じる自然な現象です。作品の味わいとして楽しんでいただきたい陶磁器の特性となります。

・製造時の黒点やゆがみ
 当時の窯ごとの製造技術によっても異なりますが、製造時の窯キズであり個体差があります。

(4)刻印(バックスタンプ)の有無について

作品の底面をみると多くのものに刻印がついています。この刻印からわかるものは、製造元、製造年代、シリーズ名、国名などがあります。これを読み解けるとブランドの歴史や時代背景など知ることができ、その作品への愛着をより深めることができます。


2. 「お手入れと取り扱い」のコツ

「どう洗えばいい?」「レンジは使える?」などアンティークやヴィンテージの古い食器を現代の生活の中で使う時、どう扱ったらいいのかの疑問にお答えします。現代の食器とは素材や製造方法が異なり耐久性に差があります。そのためお手入れ方法には注意が必要となります。
(1)洗浄方法について

中性洗剤と柔らかいスポンジを使用し、ぬるま湯での手洗いをおすすめします。金彩があるもの、アンティークについては素地(本体)が繊細なため食洗機のご使用はできません。ヴィンテージにおいても繊細な商品については注意が必要です。また長時間のつけ置きは、カビやシミの原因になりますので避けてください。
特に、古いもの、貫入(かんにゅう)が表面にあるものは熱に弱いです。熱湯で割れることや破損、絵柄の損傷などの恐れがあります。急激な温度変化には注意しましょう。

(2)レンジ・食洗機の使用について

アンティーク・ヴィンテージの陶磁器は、基本的に電子レンジや食洗機は避けてください。特に金彩(ゴールド)のあるもの、絵付けされたもの、古いプリントなど当時の技術で施されたものについては、剥がれや変色を起こしやすいです。また、貫入やヒビ、経年の素材の劣化から水分が入り割れる可能性があります。レンジのご使用はせず、また洗う際はぬるま湯での手洗いをおすすめします。


まとめ

アンティーク・ヴィンテージの 購入前に解消したい「状態」のチェックポイントと 「お手入れと取り扱い」のコツをご紹介しました。現代の私たちの日々の暮らしの中には古いもの、新しいもの、レンジ対応の食器などさまざまなものが混在します。アンティークやヴィンテージの食器は、現代ではすでに作られていないもの、数少なく探してもなかなか見つからないもの、手作り・手描きの一点物など価値あるものです。ここでご紹介しました方法を参考にしながら、普段使う食器とは別に少しお手入れ方法を工夫しながらこれからも長く楽しんでいただければと思います。

チェリッシュではオールドノリタケをはじめ、英国製のカップ&ソーサー、手描きのプレートなどお取り扱いをしています。時間をかけて集めた希少なアンティーク・ヴィンテージの作品をぜひご覧いただき楽しんでいただければ嬉しく思います。

チェリッシュ公式サイトはこちらから。